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国民のあらゆる個人情報が集められたデータを解析し”未来の犯罪者”を捜査するという裏の特命班・未然犯罪捜査対策準備室、通称ミハン。

この特命班のリーダーを務める井沢は、山内や小田切といったメンバーと共に、麻薬組織同士の争いを未然に防ぐため、クルーズ船に潜入していた。

新メンバーの助けにより見事に未然に防ぐことに成功したメンバー達は、新たな拠点となる港中央卸売場に設置された対策室に集まる。

そして統括責任者である香坂から、さっそく次の捜査の指示を出される。

その内容とは、弁護士の田代と刑務所から出所したばかりの藤倉を探れというものだった・・。

元警察庁次長である町田が遺体となって発見された。

その捜査を担当していた早川から事情聴取をうけた井沢は、香坂と話をさせてくれと要求する。

井沢は香坂に、妻と娘を刺したであろう凶器が自分に送られてきたという事実と、その犯人とされている人物に香坂が面会に行っていたという事実をつきつけ、追求する。

そんな中、ミハンでは馬場という男が危険人物として捜査の対象として上げられる。

女子高生をストーキングしていた馬場には、共犯者がいることも判明。

馬場と共犯者の目的にミハンが迫る。

今回ミハンが割り出したのは、名門バレエ団に所属する八尋。

ライバルである瀬川を狙っているかも知れないと捜査にのりだしたミハンは、八尋がネットで大量のヒ素を購入している事を突き止める。

しかし潜入捜査を開始した矢先、八尋は資材落下事故を目撃しそのショックで記憶を失ってしまう。

記憶を失ったことで、ライバルに抱いていた殺意も忘れてしまった八尋の姿を見て、このまま捜査を続けていくべきなのかと悩むミハンメンバー。

しかし、小田切の発言で捜査の続行を決めたミハンだったが・・。

今回ミハンが割り出した人物は、いのちの相談員・杉原。

杉原は、自殺を考える人の相談にのるＮＰＯ法人を立ち上げ、シェアハウスを運営していた。

早速捜査を開始したミハンは、杉原が10年前に発生した無差別殺人事件の被害者家族であること、さらに杉原が運営するシェアハウスに犯人の妹が住んでいたことを突き止める。

犯人での妹である・奈々は杉原と揉めて3カ月前にシェアハウスを飛び出していたのだった。

被害者家族である杉原は加害者家族である奈々に復讐をしようとしているのか・・。

今回ミハンが割りだした人物は医師の真田。

真田は掲示板に外科医・益子を中傷した書き込みをすると同時に、ナイフを購入していたのだ。

ミハンは真田が働く大学病院に潜入するが、掲示板への書き込みの犯人が別にいることが判明、そして一瞬の隙をつかれ、マークしていた益子が何者かによって刺されてしまう。

マークしていた人物が刺されるという失態をしたミハンは、上層部から圧力をかけられる。

そして、井沢はミハンのデーターが捏造されていたのではないかと疑問を抱き始める・・。

ある日、進学校に通う男子高校生・浅井が、美術館で出会った主婦を殺害し、遺体をバラバラにするという世間を騒がす殺人事件が起こった。

その事件をなぜ未然に防ぐことができなかったのかと責任を問われる井沢に、事件の真相を捜査するように香坂から指示がでる。

捜査を開始した井沢は浅井に近づき、殺人の動機を確かめる。

一方ミハンのメンバー小田切と山内は浅井の同級生から、浅井が死に場所を求めていたいうと話を聞く。

果たして浅井は本当に猟奇的な殺人犯なのか・・。

今回ミハンが割り出した人物は、フィットネスクラブを経営する・仁科。

5年前に発生した殺人事件で夫を殺された仁科が夫の死後、会社を引継ぎ経営者として業績を伸ばし続けてる一方で、危険な毒物を入手していたことが判明したのだ。

潜入捜査を開始したミハンは、仁科がいったい誰を殺そうとしているのか調査を進めるが、確かな真相をつかめないでいた。

果たして、購入した毒物によって仁科が殺そうとしている人物は誰なのか・・。

ミハンが危険人物として割り出していたのも関わらず逮捕できなかった人物が次々と失踪するという事件が起こる。

公安部長の曽根崎は、かつてミハンにいた巡査部長・田村は、法で裁くことができない犯罪者を闇に葬っていたという事実を井沢達につきつけ、その役割を誰かが引き継いでいるのではないかとミハンメンバーを疑う。

香坂は、ミハンメンバーに殺人者がいないことを証明するため、真相を突き止めるよう支持をだす。

そこに浮かび上がる意外な人物とは誰なのか・・。

東京サミットを狙ったテロが起こると突き止めたミハンメンバーだったが、突然香坂が姿を消してしまう。

そして香坂のパソコンを調べていた井沢は、テロに関わるデータの存在に気づく。

香坂とテロの実行部隊に関係性があるのではないかと疑った井沢とミハンのメンバー達は香坂の計画を自分たちの手で未然に防ごうと決意する。

しかし、ミハンがテロ実行部隊の潜伏先に乗り込んだ時には、香坂がデータを盗み去ったあとだった。

果たして香坂の画とは何なのか・・。

東京サミットを狙ったテロを未然に防ぐことに成功したミハンだったが、香坂が射殺されそばに立っていた井沢は、山内から銃を向けられてしまう。

上層部はテロに関する全ての罪を香坂になすりつけ、ミハンの解散も検討していた。

そんな中、小田切の恋人・篠田が何者かによって撃たれるという事件が発生する。

ミハンに関わった事で事件に巻き込まれてしまったのではないかと責任を感じる小田切。

そして、ミハンメンバーである加賀美が過去に起こった事件について語り始める。

テロの首謀者が篠田だと突き止めたミハンメンバーだったが、ＡＩがデータを分析し危険人物として割り出したのは加賀美だった。

この世から犯罪を無くしたいと強く願っていた篠田に、ミハンの存在を伝えテロ行為にまで暴走させてしまった事に責任を感じていた加賀美は拳銃を手に篠田の入院する病院へと向かっていた。

しかし、行方をくらましていた篠田は、ついに井沢と対峙することになる。

そして隠されていた全ての事件が明らかになる・・