SPEC(スペック)見逃し無料動画配信をフル視聴／ドラマ1話〜最終回(零 翔 天 結)

特殊な能力（超能力等）で人を殺したような立件のしようがない事件を解決する部署として公安部に未詳事件特別対策係（通称未詳）が設置された。

この部署には係長の野々村とIQ201でちょっと風変わりな当麻とSIT出身の瀬文が所属することになる。

未詳に国会議員の五木谷代議士から懇意にしている占い師（冷泉）から明日のパーテイで殺されてしまうから未来を変えたければ2億円払うように言われたと相談がある。

瀬文がパーテイで五木谷の警護に付くことになり、さらに冷泉の聞き取り調査を進めることになるのだった。

瀬文は前回の事件で犯人に銃を奪われて左腕を撃たれて負傷するが、警視庁の聴聞委員会では瀬文が犯人を射殺したと疑われてしまう。

怪我をしていた当麻も軽症で退院し、未詳には次の事件の案件が舞い込む。

神父である大島は死刑囚から話を聞くボランティアをしていて桂木小次郎から自分は神から千里眼を授かって真実が見えるようになったと聞かされる。

桂木は10年前の未解決事件の犯人を見つけ出し、自ら裁きを下すというのだ。

未詳の当麻達は死体の見つからなかったこの事件の再捜査を開始する。

瀬文はSIT時代に起こった事件で意識不明に陥った志村を直せる医者の存在を志村の主治医の海野から聞かされ、海野は瀬文にその神の手を持つ医者のデーターを渡してほしいと取引を持ち掛けるが瀬文は断る。

瀬文と当麻は公安の上層部の命令であるガソリンスタンドを張り込むことになる。

2人がガソリンスタンドに到着するとバイトの男がいきなり客のオートバイにガソリンをかけ始めライターで火を点けようとするが、間一髪で危機を逃れる。

取調室でその男はこの人に罪はない、自分が乗っ取ってしたことだからと京ことばで語りだすのだった。

未詳に自殺者遺族ネットワークの委員長を務める古戸久子が一年前に自殺したはずの娘から「助けて。幹事に殺される。」とメールが届いたという相談が持ち込まれる。

娘は自殺すると言い残し家を出て、三日後に遺書と遺品が郵送されていて死体は見つかっていないのだった。

娘の生存を信じる久子の依頼を受けて未詳の当麻達は自殺サークルの参加者の調査を開始する。

念動力の特殊能力（スペック）を持つ犯人と当麻と瀬文が闘っていると、何者かが捜査室に入り込み犯人をさらって行ってしまい当麻は自分達の命の危険を感じる。

別の日に公安の課長代理より公安の優秀な刑事が短期間に5人連続で病死しており、それは病死に見せかけた殺人の可能性も否定できないので未詳で捜査してほしいと依頼が入る。

瀬文のSIT時代の先輩の里中が何者かに銃撃されて殺害されてしまうが、里中は公安の潜入捜査官だったため妻には死亡の真相は伏せられる。

初七日に瀬文と当麻は里中の自宅にお参りに訪れて妻より夫の死が腑に落ちない、最近夫が荷物を片付けていて何かを覚悟していたようだったと聞かされる。

当麻が里中の部屋を調べていると、何者かが里中の荷物を片付けた痕跡を発見するのだった。

瀬文は意識不明で植物状態で入院している志村の妹の美鈴から、志村が来週治療を打ち切られ強制尊厳死に同意をするよう病院の医師から告げられたと話を聞かされる。

志村をなんとか助けたい瀬文は病を治すスペックホルダーのデーターを探し始める。

当麻は瀬文に予知能力を持つ冷泉を探し出し、冷泉に病を治す人物の出没する場所と時刻を予言してもらってはどうかと助言するのだった。

予知能力を持つ冷泉は当麻にニノマエの自宅の情報を告げ、瀬文にはどんな病や怪我でも直せるヒーラーの居場所を告げる。

瀬文がある病院の部屋を訪ねると1人の野球少年がいて「ヒーラーに会いたければ我々の条件をクリアしろ」と公安の裏の組織を率いる人物を引き渡すように告げる。

瀬文はそのヒーラーが本当に病を治す能力があるのか確かめたいと言うと少年はある場所を指定してそこに行くよう指示する。

一方、当麻はニノマエの自宅を訪ねた後、ニノマエのスペックで高層ビルまで移動させられビルから突き落とされてしまうのだった。

瀬文と当麻が特殊能力者対策特務班（公安部公安零課）の存在を知ってしまったため、未詳は廃止処分となってしまう。

電気や水道の止められた部屋で当麻と野々村課長は瀬文の帰ってくるのを待っていた。

スペックホルダー達にSIT時代の部下の志村を殺害され、敵を討つことを誓う瀬文の前に公安部公安零課の幹部である津田が現れ、瀬文を零課に引き抜き来る。

瀬文は未詳の仲間の立場を守ってもらうことを条件にその話を受けることにするのだった。

当麻と瀬文は人間の数万倍のスピードで動き回る能力を持つニノマエと戦い、当麻は人口の雪に毒を仕込んでその毒が早くニノマエの体に浸み込むように仕向ける。

その作戦が功を奏しニノマエは地面に倒れ苦しみ出すが、側にいた瀬文も毒の雪を浴びて倒れてしまう。

そこへ当麻の元彼の地居が現れ、実はニノマエは７年前に飛行機事故で死んだはずの当麻の弟の陽太だったと告げる。

地居は人の記憶を書き換えることのできるスペックホルダーで陽太の記憶を書き換えて陽太をコントロールしていたのだった。

当麻と瀬文は地居に記憶を書き換えられて意識を失ってしまうのだった。