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ラプンツェルは魔法の花の力が備わっている赤ちゃんだったが、この花の威力を知ったゴーテルによって、誘拐される。

この花は若返りや、病気を直してくれる力があったのだ。

１８年もの間、ゴーテルを母親だと信じて生活をしていたラプンツェルは、高い塔から外へ出ることを禁止され、室内で絵を描いたり、本を読んだりして生活をしていた。

１年に１回見られる光を見たいと夢に見ながら。

誘拐されたこともゴーテルが本当は誘拐犯だとも知らないラプンツェルは、ゴーテルとカメレオンのパスカルと生活をしていた。

小さいころから、塔の外は危険がたくさんだと教えられて生活をしていたラプンツェルにとって、外の世界は憧れだった。

ある日、自分の１８歳の誕生日がやってくるためにゴーテルに誕生日プレゼントをお願いするラプンツェル。

本当は１年に１度見られる光を見てみたいと思っていたが、外へ出ることは許可されていないので、絵の具をお願いした。

ゴーテルが絵の具を買いに出掛けた時、フリンが泥棒仲間と仲間割れをして、塔に侵入してきた。

ラプンツェルはフリンから外の様子を聞いて、光が王国の姫の誕生を祝う灯りで、誘拐された姫を探しているのだと知る。

見たいと強く感じたラプンツェルはフリンと共に塔を出ることにした。

外の世界はラプンツェルにとって、危険な場所ではなく、楽しく興味津々となる場所だった。

しかし、灯りを見たら帰る予定だったが、ゴーテルに連れ戻されてしまう。

そこで疑問に思ったラプンツェルは、今まで母親だと思っていたゴーテルが自分を誘拐した犯人だと知る。

もう一度この塔から脱出を試みたラプンツェルは、ゴーテルが目的だった、自分の髪の毛を切ることで、今まで若返っていたゴーテルが老婆になり、塔から落ちて死んだ。

ラプンツェルは、泥棒のフリンが本当は優しい青年であると気づき、本名はユージーンだと教えられたので、自分だけは本当の姿を見ていこうと決めた。

二人で、お城へと向かい、両親と対面。

プリンセスとして、ユージーンと共に、お城で暮らす。

ラプンツェル　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(中川翔子)

フリン・ライダー／ユージーン・フィッツハーバート　(畠中洋)

マザー・ゴーテル　　　　　　　　　　　　　　　　　(剣幸)

小此木麻里&畠中洋　『輝く未来』

原作は、グリム童話の『ラプンツェル』です。

生まれてから一度も切ったことにない髪の毛は、不思議な力を持っていました。

それにより、誘拐されて両親と離れて暮らしていましたが、自分の意思で道を切り開き、両親との再会や、自分のいるべきところを見つけるシーンは感動を与えてくれます。

この作品を見て、たくましさだったり、優しさを自分に取り込んで行けたら人生の役になると感じますので、ラプンツェルのような人間に憧れてみるのはいかがでしょうか。