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テレビシリーズからスタッフ、キャストが続投の日本語吹替版の上映も決定している『ダウントン・アビー』の日本公開を記念して、ダウントン・アビーファン=ダウントニアンが集結した日本語吹替版試写会を開催しました。

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映画上映直後、興奮冷めやらぬ熱気に包まれる中、吹替版声優の三上哲さん(トーマス役)が登壇。三上さんはテレビシリーズが終了してから数年振りに映画版のアフレコ現場へ向かった際、とても懐かしかったと振り返ります。3日間行われたアフレコでは貴族(上階)と使用人(下階)に別々に行われたことを明かし「まさかのアフレコまで!ダウントンならではですね(笑)」と会場を沸かせました。

映画の舞台はテレビシリーズ最終回から2年後の1927年。英国国王夫妻のダウントン・アビー訪問という一大事に、グランサム伯爵家の長女メアリーはかつての執事カーソンに応援をもとめ、共にパレードや豪勢な晩餐会の準備にあたる。ロイヤルファミリーを迎えるこの一大イベントとともに、ロマンス、スキャンダル、陰謀が絡まりあう中、歴史的な一日が始まる・・・。

シリーズを通してキャラクターの成長や変化がみられるのが本作の見所のひとつですが、けっして少なくない個性豊かな登場人物の中でも、高い人気を博しているのが使用人の〝トーマス・バロー“。周囲の人間を陥れようとする性悪な性格でありながら、時折見せる弱さや優しさに人間味がある。「彼は色々ありましたね。(同じ使用人の)オブライエンさんと悪だくみばかりしていたし、彼女にそそのかされてグランサム伯爵の愛犬を隠したかと思うといなくなってしまい焦ったり・・・・。シリーズ後半での注射器を持ち出す、あの頃のトーマスは弱ってましたね。最初はいじわるばかりしていたバクスターさんに助けてもらってね。話していると段々思い出してくる(笑)」と過去のエピソードを振り返ります。

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その中でも三上さんが最も印象深かったエピソードについて聞くと「(三女)シビルが亡くなった時、唯一僕に優しくしてくれた、と彼が号泣しているシーン。あそこはトーマスの芝居をみて号泣してしまいました。」と撮影秘話が飛び出した。ゲイであることに悩み続けたトーマスが映画で迎えた新展開については、三上さんが吹き替えを担当しているベネディクト・カンバーバッチ主演の『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』との共通点を挙げつつ、19世紀当時、いかに自身のアイデンティティを持ち続けることが難しかったのか、リアリティのある描写で丁寧に描く本作の現代性について改めて語りました。続編やトーマスのスピンオフ希望を伝えると、「幸せを掴んでほしいけど、やっぱり毒が欲しいですね、二面性のあるくず男でいて欲しい!(笑)」そして、最後にトーマスの声色での締めの挨拶サービスに会場は大興奮の中、イベントは終了しました。

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映画『ダウントン・アビー』吹替版試写会トークイベント 

【日時】 1月7日(火)

【場所】 東宝東和試写室

【登壇者】 三上哲さん(トーマス役)/進行役:よしひろまさみちさん