真夏の少年19452020 無料動画配信をフル視聴／ドラマ1話～最終回

富室高校の２年Ｂ組の「見かけ倒しトリオ」と呼ばれていた竜二と悟、篤は、見た目がヤンキーだが、中身がダサかったためいつも一緒にいたこともありそう呼ばれていた。
悟がたまたまビルの屋上から誰かが飛び降りたと言うので行ってみるが、人はおらず白い手袋を拾っただけだった。
学校に戻ってくると、クラスの一人が飛び降り自殺を図り、悟が原因だと自宅謹慎を命じられる。
秘密基地で誰かに嵌められたのではと考えていると、三平という軍人が現れ、戦争は終わったと話すと時が過ぎたことを受け止めていた。
竜二、悟、篤は三平に自宅謹慎の話をした。
三平はこのままでいいのかと、君たちは自由には見えない、くずだと問いかけた。
怒る悟に三平は、怒りは生きる活力、正しく使ってなんぼだと告げる。
その言葉に感動した竜二、悟、篤は、三平と一緒にいることを誓願した。
そこに明彦と和彦兄弟が学校を爆破してやると言いながら秘密基地にやってきた。

秘密基地には隠し部屋があり、誰が使うかで揉めるが、隠し部屋は兄弟がもう一つの部屋は竜二たちが使うことを三平が提案した。
明彦の体にアザがあるのを見つけた竜二たちは、明彦をいじめていた人がクラスメイトの自殺事件にも関わっているのではないかと考えた。
自殺を図った生徒の入院している病院に行って、話を聞こうとした悟は、会えなかったが、諦めるなと三平の励まされた。
娘のことを話す三平に、竜二たちは花火大会で娘を探して会わせようと計画をたてていたところに、道史が家出をしてきたと現れた。

家出をしてきた道史は、学校での優等生とは違いわがままだったが、道史の母親が秘密基地に来ては大変だと追い出そうとしていた。
道史がタブレットがないと慌てていた。
そこにはなくしてはいけない他校のＧＥＮＩＵＳと呼ばれる問題が入っていたが、篤はなぜか自宅から持ってきて道史に渡した。
何かを隠しているように見える篤は、他校を中退してきていたのだ。
自殺を図ったクラスメイトが退院して、悟のせいではないことがわかり、道史が証明しようとしていると、母親が現れてしまい逃げ出した。
三平にわけを聞かれて、期待されることが窮屈になったと話すと、逃げ出すことも必要で、そこから見えてくる景色と仲間ができると言われた。
三平は道史に母親は毒親ではなく、必死に解答済みの問題を消して新しくしていたことを話した。
母親の愛を知った道史は家に帰った。

花火大会が中止になったが、三平の娘を探しことは続けていた。
篤は一人暮らしをしていた。
そこに父親が来て、臨月の継母のそばにいてほしいと頼まれるが、断る。
そして、三平に家族って何と問うと一時も離れられない厄介なものだと言われた。
退院したクラスメイトに話を聞きにいった悟は、ボディーガードがそばにいて近づけられず、話を聞くことができなかったが、道史の母親がクラスメイトが監視されていると教えてくれた。
篤の家に継母が来て本当の母親のレシピを元に唐揚げを作っているところに、陣痛が来てしまった。
篤は道端に捨ててあった車イスで継母を病院まで連れていき、無事に出産をした。
家族の修復が成された瞬間であった。
車イスを返しに行くと、自殺を図ったクラスメイトが立っていて、驚き声をかけようとしたら車で去っていった。

花火大会で歌を歌ってほしいと依頼された女子生徒は新曲が中々書けないでいた。
彼女は、高校で人気者の歌姫で、悟に貸したシャープペンを受け取り、これがないと曲が書けないのだと話す。
新しい曲より、既存の曲をみんなに歌ってほしいと言われる歌姫は、それが自分の作った歌ではないために困惑していた。
そして、新しい曲ができても、既存の人気曲に勝るものは作れず、花火大会を辞退し、既存の人気曲を作った人と一緒にまた作っていくことに決めた歌姫。
新曲を聞いていた秘密基地では、悟が歌姫の好きな人だろうと盛り上がっていた。
明彦と和彦兄弟は三平を元の時代に返そうと研究をしていた。
そして突然やってきたあの時と同じ雷が起きたら戻れるかもしれないという所まできていた。

自殺を図ったクラスメイトのドローンが放送部から消えてしまった。
そのクラスメイトが何かを見てしまい脅されているのではないかと考えた悟たちに、三平は助けてやるように告げた。
三平は町で偶然しおりを拾う。
そのしおりはかつて自分の娘がもっていたものと同じであり、娘は生きていると確信をした。
放送部が三平を動画配信して、娘探しに協力することになったが、目的がどうも違っていて、三平の持っていた銃を発砲してしまい、警察が動くことになってしまった。
そして警察に連行されてしまった三平。

三平は所長のお達しで釈放された。
明彦と和彦兄弟は高校に爆破予告を送り、母親が町を破壊しようとしていると密告した。
三平にテロリストと同じだと責められるが、兄弟はこうでもしないと母親はわからないと聞く耳を持たない。
悟の兄と俳句を楽しんでいた老人が三平の娘だということが判明して、三平の元に連れていくが三平は会わない方がいいと言う。
なんとか三平に娘と会わせたい悟たちは放送部に三平の無実動画を撮ってもらって娘に会わせた。
娘に会った三平は自分が父親だとは切り出せなかったが、喘息の薬が父親の遺品と共に送られてきたと話す娘の薬の瓶を見たら製造が２０２０になっていて不思議だった。
悟は自殺を図ったクラスメイトに向かっていつまでも黙ってないで自由になれと叫ぶとすべて話すと連絡が来た。

クラスメイトの話では自殺を図った日、ドローンで撮影中に何者かにぶつかられて落ちてしまい、結果として自殺を図ったということになってしまった、それを黙っていれば父親の会社に仕事を回すと言われたことを打ち明ける。
秘密基地に白い手袋した明彦と和彦兄弟の母親の秘書が来て何かを探していた。
三平は明彦と和彦兄弟に研究を完成させてほしいと告げる。
元の時代に戻ったら戦死してしまうことを話すが、この時代に娘の薬を取りにきたのだから戻りたいと言う。
自殺を図ったとされたクラスメイトは自分は白い手袋の男に押されたのだと話す。
その白い手袋の男は明彦と和彦兄弟の母親の秘書で、母親を騙して町を破壊しようとしていたことがわかった。
そして、花火大会用に用意してあった花火を倉庫に隠していることを知った悟たちは、三平を元の時代に戻すために使おうと倉庫に向かった。
そこに待ち構えていた秘書と雇われたチンピラは、同じく隠してあったドローンを取られまいとしていたが、なんとか取り返すことに成功し、悟の謹慎がなくなった。
８月３１日。
三平が元の世界に戻る日が来た。
今まで戦争の話をしてこなかった三平は、戦争とは家族と別れる辛い気持ちと同じだと話す。
そして、一人一人に三平がこの夏に向き合った少年たちに言葉をかけて元の時代へと戻っていった。
この夏の経験が少年たちを少しだけ大人に成長させてくれた。