ディアペイシェント 絆のカルテ 見逃し無料動画配信(ドラマ1話～最終回)フル視聴／再放送

真野千晶は佐々井記念病院勤務の内科医。事務長の高峰は患者第一主義を掲げており、過酷な条件の中、千晶は忙しい毎日を送っていた。

ある日、肝臓がんの疑いで藤井典子が来院するが、付き添いの夫・宏明は、待ち時間の長さ、検査予約等…あらゆる苦情を千晶に激しくぶつける。

「患者様」という病院の理念に基づき、強く言い返せない千晶。

冷静に事情を説明するが、宏明は怒りをエスカレートさせていく。

一方、座間という奇妙な患者も来院する。

千晶の当直日、自殺未遂をした祥子が搬送された。

何度も自殺未遂を繰り返してきた祥子は、入院中の悪性脳腫瘍を患った美和と知り合う。

明るく祥子の髪を褒める美和。

祥子は美和との触れ合いで生き方を見つめ直し、変わっていく。

一方、千晶は、度々訪れる座間の行動に困惑していた。

無理やり払われてしまったピラフ代を千晶が返却しようとすると、座間は大声で叫び出して…

千晶はかつての知り合いの朝比奈哲男と遭遇。

哲男は女性の風貌となっており、「香織」と呼んで欲しいと言う。

検査入院をすることになった哲男だが、男部屋にするか、女部屋にするかで病院内で意見が割れる。

結局男部屋に入院することになった哲男だったが、同室の患者の家族からクレームを受け、あらためて現在の病院体制を見つめ直す千晶だった。

一方、座間は、自分のブログに様々な千晶へのクレームを書き始める。

ある日、便秘に苦しむ広瀬真弓が来院する。重症の症状であったため、千晶は真弓にCT検査を勧めるが、待ち時間の長さや検査予約に納得できない真弓は、千晶に怒りをぶつける。

座間はそんな真弓と組んで、千晶へのクレームを事務局に伝える。

一方的に責めるばかりの高峰に、千晶は不満を抱えながらも医師として冷静な対応に努める。

そんな中、会社で倒れた真弓が救急搬送。

真弓の立場を考えた千晶の対応に、真弓も心を開いていく。

認知症患者の西園寺に暴言を吐いたとして、担当介護士の瀬戸が高峰に呼び出された。

熱心に西園寺を介護していた瀬戸であったが、面会に1度も来ない西園寺の家族へのやりきれない気持ちから、おもわずキツイ発言をしてしまったとのこと。

しかしそれは、西園寺を思ってこその言葉だった。

瀬戸は高峰に西園寺の担当を外される。

一方、座間は千晶の当直日を調べて夜中に来院。

脳梗塞を患う母の診察を断る千晶に、怒号し掴みかかる。

乳児予防接種で来院した岩見春奈は、診察した千晶が小児科の医師ではないことに敏感に反応し、事務局にクレームの連絡をする。

千晶は、先輩医師の陽子と事務局の沼田を伴い春菜の自宅を訪れるが、千晶は春菜の言動から育児ノイローゼを疑い心配する。

後日、春菜に再び呼び出された千晶は、夫の浮気に苦しむ春菜の心情を聞き、春菜の気持ちに優しく寄り添う。

一方、座間がブログにアップした千晶へのクレームに対して、陽子は毅然と座間に異議を唱える。

ある日、高齢の遠山秋絵が、引きこもりの息子・譲二の薬をもらうために来院。

千晶は無診察治療を拒否するが、その後再度来院した秋絵は、進行した大動脈弁狭窄症であることが判明する。

秋絵は自分がいなくなった後の譲二の将来を卑下し、病院を抜け出して譲二を刺してしまう。

千晶は医者が踏み込めない家族の問題に苦悩する。

一方、陽子に怒られたことを根に持った座間は、今度はブログに陽子の悪口を書き始めた。

そんな座間に屈しない陽子であったが、自分の医療訴訟が暗礁に乗り上げ、自ら死を選んでしまう。

冷たくなった陽子を発見した千晶は、陽子の夫から、陽子が自分の保険金を訴訟患者遺族に渡すよう遺言していたことを聞く。

千晶は、全力で患者に寄り添い続けた陽子の意志を継ぎ、前を向こうと決意する。

一方、蓮見の調べで、座間は数年前に仕事を退職し、脳梗塞の母親を介護していることが明らかに。

そんな中座間は、病院の内部資料の患者対応マニュアルをブログにアップし、千晶への攻撃を加速させる。

千晶の同僚医師・金田が患者に刺された。

金田は手術で命を取り留めるが、しばらく入院することに。

金田を「戦力外」と語る高峰に佐々井は激怒し、プライドを傷つけられた高峰は、退職を決意する。

一方、母親の介護に追い詰められた座間は、母親をドライブに誘い、母を崖に連れて行く。

一方、座間の様子が気になった千晶は、座間の自宅に向かっていた。

久しぶりに病院を訪れた座間は、ロビーで騒ぎ出す。

その後、外に出た座間を追いかけた千晶は、認知症の疑いの患者・知恵子が運転する車に轢かれそうになるが、座間は千晶を庇って大けがを負い意識不明に。

千晶は座間のブログにあった写真から、沼田が座間を操っていたことを知る。

前病院で沼田の横領が発覚し、上司に佐々井記念病院の評判を落とすよう脅迫された沼田は、座間を使って千晶に嫌がらせをさせていたのだった。

座間は千晶に今までの行為を謝罪する。