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アニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』1991年度版は、大人気RPG『ドラゴンクエストシリーズ』をモチーフに制作された、漫画『DRAGON QUEST ダイの大冒険』を原作とするアニメーション作品。
放送当時、好評のまま終わってしまった作品で、打ち切りではないかと騒がれるほど惜しまれていました。
ゲームの設定と同じく各キャラクターが成長していくのが特徴の物語が、壮大なスケールで描かれています。
それでは、ドラゴンクエストの世界をのぞいていきましょう。
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ドラゴンクエスト ダイの大冒険 1991年（アニメ）の作品情報やあらすじ・ネタバレ・キャスト・主題歌
魔王ハドラー率いる魔王軍とモンスターは、勇者アバンを筆頭に組まれたパーティーのより滅ぼされ世界に平和が訪れていた。
あれから十数年後、モンスターたちが平和に暮らすデルムリン島では、ある少年が勇者を夢見ていた。
そんなある日、少年がペットの様に仲良くしているモンスター以外の島の魔獣たちが凶暴化してしまう。
魔王が復活したと思われ、勇者の家庭教師を名乗る謎の人物アバンとその弟子が姿を見せ、島ごと魔法で覆い、魔王の支配から救います。
そして、少年はアバンの弟子となり勇者を目指し修行の旅をしながら、魔王討伐の旅に出かけるのだった。
平和な暮らしが続く、モンスターだけが暮らすデルムリン島に、勇者を夢見る少年が元気に生活していた。
・ダイ
孤島デルムリン島に赤子の時に漂着したダイは、その島に住む鬼面道士のブラスに育てられた。
ブラスは竜騎士と人間との混血であり、半魔獣といった感じの生き物で、勇者を夢見るダイを大事に育ててきたのです。
そんなダイには秘められた力があり、後に、竜の紋章が浮かび上がり、竜の騎士となっていくのです。
その島での冒険中に、ダイはレオナという少女に出会います。
・レオナ
パプニカ王国王女のレオナ姫は、賢者を目指し修業の為に訪れたデルムリン島で、王国の権力を私物化しようとするテムジン司教と賢者バロンに命を狙われており、そこをダイに助けられて親しくなるのだった。
その後、勇者を夢見るダイに師匠となる人物を紹介します。
・ゴメちゃん
ダイの友達であるゴールデンメタルスライムのゴメちゃんは、翼の生えた金色のスライムで、幼い頃からのダイの一番の親友であった。
世界に一体しかいない希少なモンスターで、狙われることも多くあります。
・アバンとポップ
ある日、突然に島のモンスターたちが凶暴化し、ゴメちゃんは何ともないが、半魔獣のブラスは影響を受けながらも正気を保ち、魔王の復活を感じます。
そこに、レオナの紹介で勇者の家庭教師アバンが、弟子の魔法使いポップを連れて島を訪れ、島全体を破邪呪文・マホカトールで覆いモンスターたちを魔王の支配から解き放ち、島を救うのだった。
そんなアバンの弟子となる事を決意したダイは、魔王討伐を胸に修行をはじめます。
・竜の紋章
修業をはじめて間もない頃、彼等の前に復活した魔王ハドラーが現れ、アバンに襲い掛かります。
そこで、ダイたちはかつて魔王を討伐した勇者がアバンだと知り、更にハドラーが大魔王バーンの力で蘇り新たな魔王軍を率いて再び世界を支配しようとしていることも知るのでした。
そんなハドラーに苦戦するアバンは、皆を守るために自らの命を犠牲に、自己犠牲呪文・メガンテを使うが、命を散らせたアバンの呪文であっても殲滅できず、バーンは生き残り、ダイたちは窮地に追い込まれます。
すると、怒りに満ちたダイの額に竜の紋章が浮かび上がり、凄まじい力を発揮したダイはバーンを退けるのだった。
そして、ダイとポップはアバンの意志を継ぎデルムリン島を旅立ちます。
・マァム
デルムリン島を離れたダイたちは、途中で魔の森へ迷い込み、そこで、不思議な銃を使う少女マァムと出会う。
彼女は、彼等の姉弟子にあたるアバンの教え子で、魔弾銃（まだんガン）を操り戦うのです。
その頃、ダイを新たな脅威と認めたハドラーは、魔王軍六大軍団の百獣魔団長クロコダインを討伐に仕向けるのだった。
・クロコダイン
魔王軍六大軍団の百獣魔団長であるクロコダインは、ハドラーを超える怪力を持ち大きな斧を武器として使う。
大きな雄たけびと共にダイたちの前に現れたクロコダインは二人を圧倒し、ポップは逃げ出し、残ったダイは奮闘するが窮地に追い込まれてしまう。
そんな時、援護に現れたマァムの魔弾銃によって、かろうじてクロコダインを退けます。
その後、再び立ちふさがったクロコダインに、卑怯な策で追い込まれるも勇気を振り絞ったポップの活躍と、ダイの秘めたる紋章の力で撃破するのだった。
・魔剣戦士ヒュンケル
パプニカ王国王女のレオナ姫の元へ向かうダイたちは、魔王軍の次なる刺客、不死騎団長ヒュンケルと対峙する事となる。
彼は、幼い頃に魔物に育てられていたが、アバンがハドラーを斃したことで親を失ったため、彼を恨み、仇を討つためにアバンに弟子入りして剣術を学び、挑むも敗れると、魔王軍に属して機会を狙っていたのだった。
そんな激闘の中、ヒュンケルの育ての魔物を殺したのはアバンではなくハドラーであることがわかる。
ヒュンケルは混乱し取り乱すも己の負けを認め、追撃に来た氷炎将軍フレイザード立ち向かい彼は炎の中に消えるのだった。
・レオナ姫の救出
ヒュンケルにより救われたダイたちだったが、レオナ姫を氷漬けにされて捕らわれてしまう。
彼女を救出する為バルジ島へ向かうが、ハドラーは大軍で待ち受けており、再びダイたちは窮地に追い込まれる。
すると、そこにクロコダインと亡くなったと思われていたヒュンケルが駆けつけ彼等を救い、ヒュンケルはハドラーとの一騎打ちを制するのだった。
・アバンストラッシュ
一方、先にレオナ姫の救出に向かったダイたちの前に氷炎将軍フレイザードが立ちはだかる。
そこに、ハドラーたちを退けたクロコダインとヒュンケルも駆け付けるが、魔影参謀ミストバーンの力を借り、魔影軍団最強の鎧を纏ったフレイザードに苦戦する。
そんな中、視力を奪われていたダイは極限にまで集中力を高め、アバン流殺法を完成させて、必殺技アバンストラッシュを放つのだった。
そして、フレイザードを斃した彼等はレオナ姫を救い出します。
・ダイの正体
ダイの神秘的な力は日ごとに強くなっており、その力を見て怖れる人々の視線に彼は苦悩するようになる。
そんな時、魔王軍の幹部である竜騎将バランが現れ、ダイは人間ではなく神々が創った伝説の存在「竜の騎士」であり、自分の息子だと告げるのです。
・結末
衝撃的な話を信じられず、受け入れないダイに対して、記憶を消して連れ帰ろうとするバランは、竜のオーラを増大してダイを思念の世界へ連れ込みます。
しかし、仲間との友情の記憶を失わせまいとするダイは、竜の紋章を輝かせてバランの力を弾き返そうとする。
そして、増大させた力を渾身の一撃アバンストラッシュに込めて放ち、思念の世界から戻り、バランは我がライバルと言葉を遺して去っていきます。
その様子を見ていた大魔王バーンは、ダイに対し最大の危機感を抱くのだった。
ダイ （藤田淑子）
ポップ （難波圭一）
ヒュンケル （堀秀行）
マァム （冨永みーな）
レオナ （久川綾）
アバン （田中秀幸）
マトリフ （青森伸）
バーン （内海賢二）
ハドラー （青野武）
バラン （石塚運昇）
クロコダイン（銀河万丈）
団時朗 『勇者よいそげ!!』
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 1991年（アニメ）の感想・まとめ
22話のデパートへ行こうのレオナが姫としての職務から離れたため、とても生き生きとしていると思いました。レオナのお金の使い方には姫様らしくびっくりさせられるところもありましたが、レオナらしくていい感じでした。オークションでドラゴンキラーを落とそうと頑張るレオナが意地になっていて可愛かったです。ダイが選んだ鎧は、ダイには大きくて着られているのが面白かったです。似合わないのに大人びたかっこいい鎧を選ぶダイが可愛かったです。ヒドラやドラゴンが現れポップが一番最初に飛び出していくのが驚きました。ポップはどちらかというと臆病なので、ドラゴンを倒しに向かった時はとてもカッコかったです。その後に続いたダイが鎧が合わなかったために、窓から落ちてしまうのはカッコ悪くて笑えました。竜の紋章が現れたダイは圧倒的に強くてびっくりしました。助けてもらった女の子がダイのことを恐れてしまうほど強かったのですが、ダイが気の毒に思えました。せめてお礼くらいはいってあげて欲しかったです。
ヒドラと戦ったダイの額に竜の紋章が現れて敵を殲滅したのはとてもカッコ良かったです。占い師のナバラとメルルに竜の紋章の話を聞いたダイ達がテラン王国に向かったのですが、テラン王国がとても王国とは思えないほど廃れていて驚きました。湖の下にある神殿に1人で向かったダイは、無事に神殿の中に入ることができて良かったです。神殿の中で、もう1人同じ竜の紋章を持った男バランが現れたのにはびっくりしました。バランは超竜軍団の団長なので、敵なのが怖いと思いました。バランも竜の紋章を持っているので、1人しか現れないはずの竜の紋章に2人現れたので、何が起きるのか楽しみです。バランが何を語るのかわからないところが不気味ではありますが、ダイと戦わないで済むといいと思いました。まだダイは強くなっている過程なので、バランのような強敵と当たってしまうと立ち直れないほどのダメージを受けそうなので、気をつけてほしいと思いました。ポップやレオナが助けてあげられるといいと思いました。
人気漫画をアニメ化したこの作品は、ゲーム感覚で見られるのが特徴だと思われます。
しかし、実際は原作の半分にも満たないところで最終回を迎え、物足りなさを感じてしまう方もいたでしょう。
当時、原作漫画のファンの間では、何故、中途半端に終わってしまったのかという声が多く、注目度が高かったことがよくわかります。
新たにリメイクされて、2020年10月から放送中のこの作品ですが、もう一度、原点を振り返ってみてはどうでしょうか？
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